学生時代と違って社会は厳しいよと言われていた。
確かにとの通りだった。
お給料をもらって雇われている以上は、多少違ったことでも上司に従うのが当たり前。
楽しくもない会社の飲み会にも参加し、しゃべりたくもない社長にお酒を注がなくてはならない。

初めて会社で飲み会をしたとき社長に嫌なことをされた。
仕事のことなら我慢できる。
だけど仕事とは関係のないこと、人間として許せない行為だった。
その場に居た上司も見て見ぬふりで助けてはくれない。

その上司が社長と飲みたいっていう人がいなくて困ってるからどうしても来てほしいっていうから参加したのに。
心の底から参加したことを後悔した。
そしてこんな会社辞めてやると決意した。
ただ私が黙って辞めても会社は何も変わらない。

本当は社長に直接言いたかったけど、上司が困ると思い、まず上司に相談することにした。
するとはじめ知らないふりをした。
私が何回も嫌な目に合っているとき何回も目があったのに、知らないなんて絶対に言わせない。
私が何度もきつく言うとやっと認めた。

社長には言えなかったと。
私はあの状況ならなんとか社長をごまかすことができたと思う。
上司は私たちではなく自分を守ったのだ。
しかも言われたことが、世の中の女性はもっと辛い経験をしていると。

私はとっても頭に来たけど何もできなかった。
あの時一緒にいた後輩に辞めないで下さいと言われ、仕事を辞めれなかった。
結局そのあとも信用できない上司と一緒に仕事をしている。
よく聞く会社は女性に厳しいという言葉はその通りだと思った。

そして私も雇われている人間。
所詮従い、我慢せざる負えないのだ。